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キャンドルディナーの服装を考える [キャンドルディナー2016.2.14]

来たる2月14日日曜日はのんとろっぽ日曜倶楽部のキャンドルディナーです。

前回ざっくり西洋料理の歴史をロココくらいまでマッハで通り過ぎました。
↓↓
http://tavolamusica-3.blog.so-net.ne.jp/2016-01-29

今日は当時の服装と暗闇での見え方についてお話したいと思います。


中世の時代にはまだまだマナーがぐちゃぐちゃだったので
何なら7人以上の会食は食事の取り合いでそのままけんかになって(笑)一人亡くなっても
主催した主は罪に問われないなどというびっくり法律があるくらい
ぐちゃぐちゃで残虐である意味未成熟な時代だったのでしょう。

まあでも生と死が近い、というのはある意味宇宙的なのかもしれません。

さて、時代は中世からルネッサンスへと移ります。

個人的にはルネッサンスで中世の名残、残虐さを思うとヘンリー8世を思います。
かの有名な残虐王ヘンリー8世デス。

ダウンロード (5).jpg

大きい肩が威嚇しているようでもありマス。

この人は残虐王として有名ですが実は音楽家として非常に優れた人物でもあり、
作曲もたくさんしましたが、素晴らしい音楽家の保護、楽譜や本の編纂にも助力した人でもありました。
まあ気に食わないとざっくり斬って捨てたかもしれませんがね(笑)

結構好きな曲も多いデス。


この時代にフーガの原型となるリチェルカーレという再び探すという意味の器楽曲もたくさん作られました。
まだまだ作曲法も確立しきっておらず、
どこか超絶技巧を道端で披露するようなかつ何でもあり感がありました。

当時の女性の服装を見ると
85px-Master_of_Moulins_004.jpg
やはり首元に飾りが置かれていたり、

800px-Christoph_Amberger_004.jpg
胸元に白い衿か広く開けて肌の白さを際立たせたり、

Alessandro_Allori_003.jpg
ミラー板効果を狙ってでしょうかスタンドカラーのようです。


ヘンリー8世のあとはバロック時代へと移り変わります。
ヘンリー8世の娘、エリザベス1世の時代からバロックへと移ります
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服装を見るとこの有名なエリザベスカラーの衿。
戴冠式や夜の会食にはこのビックリするほど大きく豪華な衿は非常に目を引いたことでしょう。

バロック初期の音楽家にはエリザベス女王に心酔するあまり
どうしてボクをイギリスに帰してくれないの~~~~~と涙涙の曲を作った人もいました(笑)

その曲はちなみにものすごくはやっていろんな人がいろんなところでいろんな楽器や編成のために
アレンジされた曲でもあります。
ちなみにリコーダーのためのも


そしてバロック時代はフーガを完成させるのです。

バッハ大先生。
ダウンロード (3).jpg

バッハ大先生と言えば白いかつらデス。
この時代はかつらが正装だったようデス。

まっくらのろうそくの光の中、白い巻き毛はさぞ映えたことでしょう。

そして盛りすぎ料理の時代ロココへ。
ロココと言えば、マリー・アントワネット。
ダウンロード.jpg

高く盛ったプラチナブロンド。
白く大きく開いた胸元。
国が買えそうな豪奢な装飾品。

実際に目が慣れても暗闇に置いては
色の白さや顔周りのキラキラがとても女性を美しく見せてくれます。

色の白いは七難隠すとは、まさに暗闇での透き通るような美しさだったのでしょう。

ぜひぜひご参加なさる皆様方も
もちろん偽者でいいので(笑)キラキラや白い衿、

ヘッドドレスなど身に着けていらっしゃってください[黒ハート]

ちいさくろうそくが揺れるたびに、
フォークやスプーンを口に運ぶたびに
光の美しさに魅入るとおもいます[黒ハート]
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