SSブログ

チョコレートの旅 [キャンドルディナー2016.2.14]

キャンドルディナーのデザートはチョコレート。
image.jpeg

うちはバランスと酸味が品のいいお気に入りのヴァローナ社のを使っています[黒ハート]
image.jpeg


ベルサイユの薔薇でもなんどか何度か登場。

オスカルがばあやにチョコレートを頼んだり、

アンドレがオスカルのためにチョコレートを運ぶ途中に
ジェローデルにぶっかけて(おっと失礼!)
「そのチョコレートが熱くなかったことを幸いに思え!」などと暴言を吐く場面でも有名デス。


そもそもチョコレートがたしなまれるようになったのは
スペイン黄金時代。17世紀頃。

アメリカへ黄金を求め渡ったスペイン人たちが持ち帰ったものでした。

フェリペ3世の娘アンヌ・ドートリッシュ(スペイン語ではアナ・マリーア・マウリシア??)がルイ13世に嫁ぐときに
一緒に山を越えてフランスへ入りました。
MariaAnnaofSpain06.jpg
ってことはバスクの山を越えてったんだ。。。
ちなみに太陽王ルイ14世のお母さん。

スペインでは職人(なぜ職人かは不明)とご婦人方にチョコレート大流行!!

スペイン王家とオーストリア ハプスブルグ家は非常に近い血縁関係でもあったからか
オーストリアでも大流行。

OH!Yes!
マリー・アントワネットも大好きでした。
ダウンロード.jpg

オスカルも大好きでした[黒ハート]
かなり高価な食べ物でしたね~

今ではチョコレートは固形のものが主流ですが
当時はホット・チョコレートが主流でした。

フランス革命直前の第3部会で政治家としても活躍した
美食界における金字塔の本を出したブリア・サバラン。
image.jpeg

チーズの名前じゃありませんよ~
images (1).jpg
そんなにおいしいチーズだってアピールのために彼の名前がつけられたのだから。
濃厚でリッチでおいしいのは確かデス。
明日は出ません(笑)
今はチョコレートの話。

こっちこっち。
この本を書いた世紀の美食家デス。
ダウンロード.jpg

この本はまた今読み直したらすっごい面白いんだけど
その話はまた今度。
チョコレート、チョコレート・・・。

もちろんブリア・サバランはチョコレートについても書いています。

その起源から効能まで。
そしてうつ病患者のためのチョコレート開発(かなり本気)。

もちろんおいしい淹れ方も。
アメリカ式やスペイン式のは納得いかないらしい(笑)


「入念に整えられたチョコレートは健康的かつ、美味な食品であり、滋養が会って消化もよい。
コーヒーのように美しさを損なう心配もなく、むしろ逆に薬になるくらいで、
精神を緊張させる仕事、聖職者や弁護士(ちなみにブリア・サヴァラン本人は弁護士でもある)の仕事に
従事するものにはもっとも適したものであり、特に旅行者にはよろしい。
また弱い胃にも適している。慢性病にはよい効果をもたらし、
幽門の障碍者には最後の食事になる。」

と。褒めちぎりデス。

今回もホット・チョコレートで!

さぁ、キャンドルの元でオスカルか、マリー・アントワネットか、
はたまたブリア・サバランの気分になれるかしらん??
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。